絵本大好きだなぁ〜。 - 愛キッズ松山　スタッフブログ

こんにちは！うさぎより亀です。

今回は児童発達支援での
ST（言語聴覚士）個別活動の内容を
一部ご紹介します。

いつもSTの活動では
プログラムの中で、
絵本の読み聞かせを
行っています。

年齢によって
絵本の読み聞かせを行う目的が
異なる場合はありますが

主には3つを目的として
読み聞かせを行っています。

1.絵本を介してコミュニケーションを図る

読み聞かせとなると
構えてしまいますので

絵本は子どもさんと心を通わせる
仲立ちとなるものと
考えて、ゆっくりとはっきり読むことを
心がけています。

2.絵本の個性的なイラストや
物語などに触れて想像力を育めるようにする

色とりどりの個性的なイラストが
描かれた絵本が沢山あります。

また、シュールなお話・・・
クスッと笑ってしまうお話・・・
様々なストーリーが展開されます。

そういった絵本にたくさん触れると
絵本の世界を自分の頭の中で
想像できるようになり、
感性が磨かれていきます。

3.絵本の中で出てきた語彙を
吸収する

絵本には、普段あまり触れることのない
言葉もたくさん出てきます。

絵本の中で自然に言葉を吸収する
効果もあります。

また、テレビやYOUTUBEなどの
動画とは異なり、
じっくり自分のペースで読み進めることが
できることも絵本の利点だと思います。

小さい子どもさんによっては
「もう一回」とエンドレスに読まされることが
あります。

これは、
何度も同じことばを聞いて
イラストを観て、
確実に記憶しようとしたい想いが強く
何度でも聞きたいのだと思います。

STの大先輩が書いた本に
以下の言葉がありました。

「お気に入りの絵本をボロボロまで
読んでもらえた子は幸せです」

今、私も同じことを思います。

ボロボロになった分だけ
親子が心を通わせ、
子どもの心が豊かになっているのでは
と感じてしまいます。